インドフェノール法(読み)インドフェノールホウ

化学辞典 第2版 「インドフェノール法」の解説

インドフェノール法
インドフェノールホウ
indophenol method

アンモニアおよびアンモニウムイオン分析法の一つ.NH4が次亜塩素酸イオンの存在フェノールと反応して生じるインドフェノール青を,吸光光度法で測定する.排気ガス中のアンモニアおよび排水中のNH4の分析に用いられる.【】2,6-ジクロロインドフェノールは,酸性で赤色,pH 5.2以上では青色を示すが,アスコルビン酸によって無色に還元される.これを利用する果実や野菜中のビタミンCの定量法.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「インドフェノール法」の解説

インドフェノール法

 ベルトロー法ともいう.アンモニアの定量法の一つ.ウレアーゼと組み合わせると尿素が定量できる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報