インド・アーリヤ語(読み)いんどあーりやご

世界大百科事典(旧版)内のインド・アーリヤ語の言及

【サンスクリット】より


[歴史]
 サンスクリットの古層であるベーダ語は,隣接するイラン語派に属するアベスター文献の言語に非常に近く,またこの両派の話し手は自らアーリヤ人と称していたから,彼らはかつて一つの語派をなしていたと推定される。そこでインド語派の言語をインド・アーリヤ語Indo‐Aryanともいう。この用語は,やはりインド大陸で話される,非インド・ヨーロッパ系のドラビダ諸語などとの区別にも有効である。…

【プラークリット語】より

…中期インド・アーリヤ語(インド語派)の総称。サンスクリットが〈完成されたsaṃskṛta〉雅語であるのに対して,〈自然のprākṛta〉民衆の言語の意。…

※「インド・アーリヤ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android