イーラン(宜蘭)県(読み)イーラン(英語表記)Yilan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イーラン(宜蘭)県」の意味・わかりやすい解説

イーラン(宜蘭)〔県〕
イーラン
Yilan

タイワン (台湾)北東部の県。県庁所在地はイーラン(宜蘭)市。東は太平洋に臨むが,北西部にはシュエシャン (雪山) 山脈連なり,中央から南部チョンヤン (中央) 山脈北部にあたる山岳地帯である。北東部のランヤン (蘭陽) 渓下流に開けたイーラン平野が中心地域で,水稲,サツマイモ,柑橘類,ラッカセイを主とする農業が盛ん。イーラン市,ルオトン (羅東)スーアオ (蘇澳)などでは食品加工,製紙などの軽工業が行なわれている。面積 2144km2。人口 46万398 (2008推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android