ウィーナー‐ヒンチンの定理(英語表記)Wiener-Khintchin theorem

法則の辞典 の解説

ウィーナー‐ヒンチンの定理【Wiener-Khintchin theorem】

確率過程パワースペクトル相関関数関係を表す定理.確率過程 yt)が定常であるとき(特別な時間の原点を含まないとき),相関関数 K(τ)(≡ 〈ytyt+τ) 〉,〈 〉 は時間平均を表す)は yt)のスペクトル密度(確率変数のフーリエ係数の絶対値二乗の,単位周波数当たりの値,J(ω))のフーリエ変換で与えられる.すなわち

逆にスペクトル密度から相関関数を得るときは

のようになる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android