ウェンツェル王聖書(読み)ウェンツェルおうせいしょ(英語表記)Die Wenzelbibeln

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウェンツェル王聖書」の意味・わかりやすい解説

ウェンツェル王聖書
ウェンツェルおうせいしょ
Die Wenzelbibeln

人文皇帝でボヘミア王を兼ねる有名なカルル4世息子,ウェンツェル4世 (ワーツラフ4世 ) ボヘミア王 (在位 1378~1400) のため,プラハの宮廷工房が制作した2冊の豪華なドイツ語装飾聖書写本 (1390頃,オーストリア国立図書館) 。ボヘミア国際ゴシック様式の写本芸術を代表する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android