ウエイトトレーニング(英語表記)weight training

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウエイトトレーニング」の意味・わかりやすい解説

ウエイトトレーニング
weight training

筋力を向上させるトレーニング方法。バーベルダンベルなどを用い,身体各部位の筋肉負荷を与えたり,鉄棒の懸垂腕屈伸や腕立伏臥腕屈伸などのように,自分の体重を利用した運動を適量与えることによって,身体全体あるいは一部分の筋肉を強化するように計画的に実施する。 1930年代アメリカで開発され,YMCAを中心として普及しはじめ,日本にも 50年代に紹介され普及した。各地トレーニングセンターや,リハビリテーションセンターで広く用いられており,スポーツマンの筋力増強のためシーズンオフの時期などに基礎体力養成トレーニングとして盛んに行われている。動きの伴わない方法 (アイソメトリックトレーニング ) と,上述のように動きを伴う方法に分けられるが,最近では前者と区別して特に後者をウエイトトレーニングと称している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android