ウマノミツバ(馬之三葉)(読み)ウマノミツバ(英語表記)Sanicula chinensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ウマノミツバ(馬之三葉)
ウマノミツバ
Sanicula chinensis

セリ科多年草。日本,中国,朝鮮半島千島サハリンなどに分布し,山の木陰のやや湿ったところに生える。茎は直立し,上部で分枝して高さ 40~90cmほどになり,葉を互生する。葉は3小葉からなり,長さ4~11cmでほとんど無毛。葉柄下部の葉では長いが,上部に向って次第に短くなる。7~9月頃,花茎の先に小さな散形花序をつくり白色の花を開く。花序には両性花雄花が混生する。果実表面鉤状のとげをもつ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android