ウラディミル(1世)(英語表記)Vladimir Ⅰ

旺文社世界史事典 三訂版 「ウラディミル(1世)」の解説

ウラディミル(1世)
Vladimir Ⅰ

955ごろ〜1015
ロシアのキエフ公国大公(在位980〜1015)。聖公(Sviatoi)とも呼ばれる
兄から大公位を奪い,東スラヴ諸族を征服して支配下おき,その勢力フィンランド湾から黒海沿岸に及んだ。ビザンツ皇帝バシレイオス2世の妹アンナと結婚ギリシア正教国教とし(989),ビザンツ文化を導入してロシア文化発展の道をひらいた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android