ウラル[山脈](読み)ウラル

百科事典マイペディア 「ウラル[山脈]」の意味・わかりやすい解説

ウラル[山脈]【ウラル】

ロシア西部,ユーラシア大陸を南北に走り,歴史的にアジアとヨーロッパ境界をなすとされてきた山脈。長さ約2000km,幅60〜150km。北から極地,沿極地,北部中部,南部に分けられる。最高点は沿極地ウラルナーロドナヤ山(1894m)。鉄,銅,ニッケルクロムマンガン石炭,石油,カリ塩など資源豊富。南部ウラルは森林資源にも恵まれ,東西の山麓は重要な工業地帯となっている。
→関連項目ウラル[川]シベリアヨーロッパロシア

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