ウルバヌス[2世](読み)ウルバヌス

百科事典マイペディア 「ウルバヌス[2世]」の意味・わかりやすい解説

ウルバヌス[2世]【ウルバヌス】

フランスのクリュニー修道院出身のローマ教皇(在位1088年―1099年)。グレゴリウス7世に信任され,枢機卿として教会改革を推進対立教皇に妨げられて,1093年までローマに入れなかった。1095年クレルモン会議を開き,第1回十字軍遠征を呼びかけた。
→関連項目クレルモン公会議

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android