ウルバヌス7世(読み)ウルバヌスななせい(英語表記)Urbanus VII

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルバヌス7世」の意味・わかりやすい解説

ウルバヌス7世
ウルバヌスななせい
Urbanus VII

[生]1521.8.4. ローマ
[没]1590.9.27. ローマ
ローマ出身の第228代教皇在位 1590.9.)。本名 Giambattista Castagna。貴族出身。主要な教会司祭のほか,1572年まで駐スペイン教皇大使,1583年に司祭枢機卿(→カーディナル),1586年に宗教裁判所長を務めた。慈善活動や敬虔さで知られ,1590年9月15日に教皇に選出されたが,戴冠式を待たず 12日後にマラリアで死去した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android