エウストラタイト(英語表記)eustratite

岩石学辞典 「エウストラタイト」の解説

エウストラタイト

カリモンチク岩に相当するランプロファイア脈岩で,橄欖(かんらん)石,オージャイト,融食した角閃石と斜長石のまばらな斑晶が,アルカリ長石,オージャイト,黒雲母などと無色のガラスからなる石基に含まれる.主にオージャイトのマフィック鉱物は岩石全体の半分近くを構成する[Ktenas : 1928].ギリシャ,アエギアン(Aegean)島,ハヒオス・エウストラティオス(Haghios Eustratios)島に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android