エキソヌクレアーゼ

化学辞典 第2版 「エキソヌクレアーゼ」の解説

エキソヌクレアーゼ
エキソヌクレアーゼ
exonuclease

核酸を分解する酵素うちヌクレオチド鎖の末端からヌクレオチドを1個ずつ切断する酵素.[別用語参照]エンドヌクレアーゼ

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「エキソヌクレアーゼ」の解説

エキソヌクレアーゼ

 ポリヌクレオチドを5末端もしくは3末端から順次加水分解していくヌクレアーゼ

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のエキソヌクレアーゼの言及

【核酸分解酵素】より

… 核酸分解酵素は,まず基質の種類(DNAかRNAか)によって大きくデオキシリボヌクレアーゼ(DNase)とリボヌクレアーゼ(RNase)に分けられる。また,核酸の切断される位置の塩基配列に高い特異性のあるもの(制限酵素),反対にほとんどないもの,また核酸分子の末端から順々に切断を行うもの(エキソヌクレアーゼ),中間を切断するもの(エンドヌクレアーゼ),あるいはまた二本鎖の核酸を切断するもの,一本鎖を特異的に切断するものなど,その切断の様式はさまざまである。 リボヌクレアーゼの中でよく研究されているものの一つにリボヌクレアーゼT1がある。…

※「エキソヌクレアーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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