出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
加水分解酵素の一種.エステル結合を加水分解し,酸とアルコールとを生成する反応を触媒する酵素の総称.EC 3.1群に分類される.加水分解されるエステルの種類により次のように分類される.
(1)カルボン酸エステルを加水分解するもの(リパーゼ,アセチルコリンエステラーゼ),
(2)チオールエステルを加水分解するもの(アセチルコエンザイムヒドロラーゼ),
(3)リン酸モノ,ジ,あるいはトリエステルを加水分解するもの,
(4)硫酸エステルを加水分解するもの,
などがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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