エスプリ・ヌーボー館(読み)えすぷりぬーぼーかん

世界大百科事典(旧版)内のエスプリ・ヌーボー館の言及

【住居】より

… 集合住宅はエレベーターの発明に伴って高層のタイプが現れるようになり,大規模集合住宅地の開発は高層住宅と低層住宅を組み合わせて設計されるようになった。集合住宅の一つのユニットとしての住戸のモデルは,1851年ロンドン万国博覧会の際にロバーツHenry Roberts(1803‐76)によって設計されたアルバート住宅(2階建て4戸の集合住宅)と,1925年パリの現代装飾・工業美術国際展にル・コルビュジエの設計によって建設されたエスプリ・ヌーボー館が知られる。前者は煉瓦造,後者は鉄筋コンクリート造であり,両者の時代的差異のうちに,住宅の構造を伝統的組積造から鉄筋コンクリート造に変化させていったことが知られる。…

※「エスプリ・ヌーボー館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android