エドワード[2世](読み)エドワード

百科事典マイペディア 「エドワード[2世]」の意味・わかりやすい解説

エドワード[2世]【エドワード】

イングランドプランタジネット朝国王(在位1307年−1327年)。エドワード1世の子。カーナボン城で〈プリンス・オブ・ウェールズ〉の称号をえた最初の英国皇太子。摂政として〈大憲章の確認〉を行ったが,父親とは異なり,性格に強さを欠き,寵臣に横暴を許し,スコットランドとの戦いに敗れ,その国王ロバート1世に独立を認めた。フランス王シャルル4世の妹である王妃イサベラと不仲になり,王位を追われ,1327年バークリー城で暗殺された。
→関連項目ブルース

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android