エルウッド(読み)えるうっど(英語表記)Charles Abram Ellwood

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エルウッド」の意味・わかりやすい解説

エルウッド
えるうっど
Charles Abram Ellwood
(1873―1946)

アメリカの社会学者。ニューヨーク生まれ。コーネル大学を卒業し、シカゴ大学ベルリン大学でも学び、シカゴ大学で学位を取得。ネブラスカミズーリデュークの各大学で教壇に立った。アメリカ社会学会会長などを歴任心理学的社会学開拓発展に貢献した。アメリカにおける社会心理学の草創期を代表する研究者であり、文化社会学の発展にも寄与した。社会過程の諸相にも注目、社会生活と社会的行動が感情と深く結び付いていると説く。また、社会の進歩における知性の働きに注目した。主著は『社会心理学序説』An Introduction to Social Psychology(1917)、『人間社会の心理学』The Psychology of Human Society(1925)など。

山岸 健]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルウッド」の意味・わかりやすい解説

エルウッド
Ellwood, Thomas

[生]1639.10. オックスフォードシャー,クロウエル
[没]1713.5.1.
イギリスの著述家。その自叙伝は詩人ミルトンの事跡を語って有名。クェーカー派の創始者 G.フォックスの日記編纂者。

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367日誕生日大事典 「エルウッド」の解説

エルウッド

生年月日:1873年1月20日
アメリカの社会学者
1946年没

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