エレミヤの手紙(読み)エレミヤのてがみ(英語表記)The Epistle of Jeremiah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エレミヤの手紙」の意味・わかりやすい解説

エレミヤの手紙
エレミヤのてがみ
The Epistle of Jeremiah

旧約聖書外典の一つ原本ヘブライ語らしいが現存せず,ギリシア語訳がある。成立は前4世紀末から前1世紀なかばといわれる。エレミヤバビロンに捕囚された民にあてた手紙形式をとるが,著者は不明。内容は一貫して偶像崇拝を批判し,バビロニアのユダヤ教徒に対して偶像崇拝の危険を警告している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android