エンジ族(読み)えんじぞく

世界大百科事典(旧版)内のエンジ族の言及

【アンダマン諸島民】より

ラドクリフ・ブラウンの調査報告《アンダマン島人》(1922)で有名になった。現在,大部分は元来の部族生活をやめて定住しているが,なお南アンダマン島とラトランド島のジャラワ族,小アンダマン島のエンジ族には伝統的な生活様式が残存している。社会的には,数十人からなる共同体がひとつの単位として,一定の地域を占有して,その中で半移動生活を営む。…

※「エンジ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android