エンバ(読み)えんば(英語表記)Эмба/Emba

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エンバ」の意味・わかりやすい解説

エンバ
えんば
Эмба/Emba

中央アジア、カザフスタン共和国西部、アクチュベ州のエンバ川左岸の都市。人口約1万8000。アクチュベとウズベキスタンタシケントを結ぶ鉄道に沿っている。エンバ川流域には北カスピ油田地帯(面積約64万平方キロメートル)があり、32地点(1974現在)から採掘されている。原油層は地下300~4200メートル(主として1500メートル以内)であるが、さらに地下5キロメートル以上での埋蔵が有望視されている。

[加藤九祚]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android