オア(英語表記)Orr, James

デジタル大辞泉 「オア」の意味・読み・例文・類語

オア(or)

二つ以上の語句からいずれか一つを選択させる語。「オールオアナッシング」
OR論理演算の一で論理和。または、コンピューターで、OR回路

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精選版 日本国語大辞典 「オア」の意味・読み・例文・類語

オア

〘名〙 (or 「あるいは」の意の接続詞から) 論理和演算の呼び名。記号では∨。命題 A と B の一方が真であるときに A ∨ B が真となる。または。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オア」の意味・わかりやすい解説

オア
Orr, James

[生]1844.4.11. グラスゴー
[没]1913.9.6.
イギリスのプロテスタント神学者。グラスゴー大学に学び,合同自由教会牧師となる (1874~91) 。グラスゴーの合同自由教会の大学教授となり (1901) ,教会史弁証学組織神学などを講じた。 1895年以来しばしばアメリカに招かれてドイツ神学の講義を行い,自由教会と合同長老教会の合同を指導的に推進し,『ユニオン・マガジン』『ユナイテッド・フリーチャーチ・マガジン』の共同編集にもたずさわった。著書"The Christian View of God and the World" (1893,共著) ,"The Ritschlian Theology and the Evangelical Faith" (97) ,"Neglected Factors in the Study of the Early Progress of Christianity" (99) ,"The Image of God in Man and its Defacement" (1905) ,"The Resurrection of Jesus" (08) ,"Sin as a Problem of Today" (10) など。

オア
Orr, Sir John Boyd, Baron

[生]1880.9.23. スコットランド,エアシャー,キルモアズ
[没]1971.6.25. スコットランド,アンガス,エゼル
イギリスの科学者,栄養学の権威。グラスゴー大学で学ぶ。栄養学に転ずる以前は神学生としての登録だった。 1914年アバディーン大学家畜栄養研究所所長となり,29年には同所に王立家畜栄養局を設立。 35年に実施された所得階層別栄養摂取調査の結果をまとめた『食糧,健康そして所得』 (1936) が世に知られるきっかけとなった。同報告書では,基本的な栄養所要量を満たす1食分のコストはイギリス国民の半数の収入をこえており,国民の 10%は栄養不良の状態にあることが示された。これらラウエット研究所 (旧家畜栄養研究所) でまとめられた報告書が第2次世界大戦中のイギリスの食糧政策の基本となった。大戦中,食糧政策の諮問委員会のメンバーをつとめ,アバディーン大学農学部教授に就任。 45年グラスゴー大学総長になるとともに,国連食糧農業機関の創設に尽力し,48年まで初代事務局長をつとめた。 1935年サーの称号を受け,49年には男爵に叙せられた。同年ノーベル平和賞を受賞。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オア」の意味・わかりやすい解説

オア
おあ

ボイド・オア

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