オクラホマ州(読み)オクラホマ(英語表記)Oklahoma

翻訳|Oklahoma

デジタル大辞泉 「オクラホマ州」の意味・読み・例文・類語

オクラホマ(Oklahoma)

米国中南部の州。州都は同州中央部にあるオクラホマシティー。大農牧地帯で、小麦乳牛を産する。→アメリカ合衆国補説

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オクラホマ州」の意味・わかりやすい解説

オクラホマ〔州〕
オクラホマ
Oklahoma

アメリカ合衆国,中南部の州。州都はオクラホマシティー。1541年スペイン人フランシスコ・バスケス・デ・コロナドが,この地方を探検。18世紀に入ってルイジアナ植民地に属し,1803年合衆国領,1830年にインディアン(→北アメリカインディアン)の居留地に指定されたが,南北戦争とそれに続く混乱を経て,先着順に無償で土地を提供する「ランドラン」Land Runが 1889年に実施され,白人の入植が始まった。1907年,46番目の州となった。北はコロラド州カンザス州,東はミズーリ州アーカンソー州,南はテキサス州,西はニューメキシコ州に接する。全体として西から東へ高度が低下し,ミシシッピ川支流のアーカンソー川水系の流域を占める。西部は乾燥して樹木のない不毛の地であるが,東部山地はうっそうたる林に覆われている。全州中 2番目にインディアン人口が多く,全人口の約 6%を占める。農牧を主産業とし,コムギ,綿花トウモロコシなどを産する。牛肉は州の主要な畜産物。州の北部に石油,天然ガスの産出量が多く,岩塩硫黄なども豊富である。石油精製,石油化学,機械,金属などの工業があるが,工業化は遅れている。面積 18万1038km2。人口 387万8051(2014推計)。

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