山川 世界史小辞典 改訂新版 「オスマン・トルコ」の解説
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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…メディナに建てられた預言者ムハンマドの礼拝堂を兼ねた素朴な陸屋根の住居がモデルとなり,三方をアーケードで囲まれた中庭と有蓋の礼拝堂とからなる構成が,基本的なプランとなった。地域により多柱式(陸屋根をピアや柱で支持するアラブ型),4イーワーン式(中庭に面する各辺の中央にボールトを架けた前方開放形式のホール,すなわちイーワーンīwānをそれぞれ設けるイラン型),中央会堂式(大小のドーム,半ドームを大ホールの中心に架構したオスマン・トルコ型)などがある。(2)マドラサ ウラマー育成の高等教育施設で,構造としては,中庭に面した各辺の中央に,教場や礼拝場として使われるイーワーンを設け,その間に階上・階下ともに学生が起居する個室が配置される。…
※「オスマン・トルコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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