オリリア(英語表記)Orillia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリリア」の意味・わかりやすい解説

オリリア
Orillia

カナダ,オンタリオ州南東部の都市。トロント北方約 100kmに位置し,シムコー湖とコーチシング湖の間にある。地名はスペイン語で「境界」「海岸」「堤防」の意味をもつ。1867年創設,それ以前は「ナローズ」Narrowsと呼ばれた。20世紀になって水力発電が開発され,木材工業軽工業が行なわれる。ユーモア作家ステファン・バトラー・リーコックの家があり,カナダ文学殿堂となっている。17世紀のフランスの探検家,サミュエル・ド・シャンプランなどもこの地を訪れている。人口 3万259 (2006) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android