オープンケーソン

精選版 日本国語大辞典 「オープンケーソン」の意味・読み・例文・類語

オープン‐ケーソン

〘名〙 (open caisson) 構造物の基礎工事において上部が開放されていて、大気圧のまま掘削作業が行なえるケーソン。開口潜函(かいこうせんかん)オープンウェル

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のオープンケーソンの言及

【ケーソン】より

…ケーソンを利用して基礎を築造するケーソン工法は,適当な支持層が地中の深いところに存在するが,土止めや仮締切りをしただけではその深さまでの掘削が困難な場合,すなわち転石などが存在したり,土質や水深の関係で地下水位の低下が困難なときに有効な工法である。ケーソンには鉄筋コンクリート製のほか鋼製や木製のものもあり,またその形状や施工法によって,ボックスケーソン,オープンケーソン,空気ケーソンに分類される。 (1)ボックスケーソン 港湾工事で防波堤,護岸,岸壁あるいは潮止め用締切堤などの構造物の主体として用いられる,底の付いた箱状のもの。…

※「オープンケーソン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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