カスパー(英語表記)Casper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カスパー」の意味・わかりやすい解説

カスパー
Casper

アメリカ合衆国,ワイオミング州東部の都市。州都シャイアンの北西約 230kmのノースプラット河畔に位置する。標高 1560m。開拓時代はオレゴン道沿いの宿営地であったが,1888年,東部と結ぶノースウェスタン鉄道が開通した頃,小さな町として建設された。 90年代近くにロストソールジャー油田をはじめ,いくつかの油田が発見され,市の発達契機になった。現在は石油天然ガスウラニウムを産するほか多様な諸産業が立地。ウシヤギを主とする集約的な牧畜地域の中心地で,物資集散が行われる。人口4万 6742 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android