カタヤマガイ(片山貝)(読み)カタヤマガイ

百科事典マイペディア 「カタヤマガイ(片山貝)」の意味・わかりやすい解説

カタヤマガイ(片山貝)【カタヤマガイ】

イツマデガイ科の淡水産巻貝。高さ8mm,幅3mmで,くり褐色。ニホンジュウケツキュウチュウ中間宿主で,発見者宮入慶之助を記念してミヤイリガイともいう。田の溝や浅い小川の水底すみ,流れの草の根の間やくぼみで冬眠する。台湾中国フィリピン等にも分布する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android