…それは,文化がみずからの硬直化を防ぐための知恵であったろう。【高橋 康也】
[儀礼の道化ritual‐clown]
プエブロ諸族などのアメリカ・インディアン諸社会では,季節祭などの公的な儀礼に,カチナと呼ばれる神々の仮面をつけた踊り手とともに,仮面の道化が登場する。これらの道化は,文化的秩序の中心としての儀礼の主役(神々としてのカチナ)が表す儀礼的荘厳さや社会的価値をからかって擾乱(じようらん)する働きを演ずる。…
…とくに結社は,キバを所有するだけでなく,年中行事としての宗教儀礼を実施する母体である。 宗教儀礼のなかで特徴的なのはホピ,ズニのカチナkachinaの登場する儀礼(ダンス)であろう。カチナとは神話に登場する祖先神の一種で,冬から夏にかけて村に戻り,一連の儀礼に一定の服装と仮面をつけて現れ,夏の終りに聖なる山に帰っていく。…
※「カチナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新