カヤ(伽倻)山(読み)カヤさん(英語表記)Kaya-san

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カヤ(伽倻)山」の意味・わかりやすい解説

カヤ(伽倻)山
カヤさん
Kaya-san

韓国,キョンサンナム (慶尚南) 道とキョンサンプク (慶尚北) 道との境界西部に広がる伽 倻山国立公園中の名山ソベク (小白) 山脈の1峰で,標高 1430m。南斜面をナクトン (洛東) 江の支流であるファン (黄) 江の上流カヤ川が流れる。新羅哀荘王の創建で歴代王朝に保護された海印寺があり,高麗板八万大蔵経を蔵する。春の新緑,秋の紅葉と峡谷美に恵まれ,参拝者が多い。またケイ砂土,カオリン土の埋蔵が多く,小規模な陶磁器工場が散在する。

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