カラバルソン計画(読み)カラバルソンけいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラバルソン計画」の意味・わかりやすい解説

カラバルソン計画
カラバルソンけいかく

フィリピンにおける総合地域開発プロジェクトのひとつで,外国企業による直接投資誘致のためにインフラストラクチャー整備を行おうとするものである。外資に好意的であったマルコス政権崩壊とそれ以降の政治的混乱により激減した外国企業の直接投資を引戻そうというねらいがある。対象地域は,首都マニラの南側に広がるカビテ,ラグナ,バタンガスなど,いわゆる南タガログ地方の5州。 2010年までに 40億ドルを投入,25万人の雇用創出を見込んでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android