日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 カリスト(木星の第四衛星)かりすとCallisto 木星の第4衛星。ガリレイが1610年に発見した4個のいわゆるガリレオ衛星の一つである。木星の中心からおよそ188万キロメートルのところを16.6890日で公転している。直径4820キロメートルで、木星の衛星中でガニメデに次いで大きく、質量は地球の0.0159倍、密度は1.81と比較的小さく、表面には厚い氷の地殻があると考えられている。ボイジャー探査機により多くのクレーターなどの地形が観察された。[村山定男][参照項目] | 衛星 カリスト 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例