カルルス泉塩(読み)カルルスセンエン

デジタル大辞泉 「カルルス泉塩」の意味・読み・例文・類語

カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】

《〈ドイツKarlsbader Salzチェコ西部カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)の鉱泉を蒸発させてとった結晶。人工的には硫酸ナトリウム重曹食塩硫酸カリウムを加えて製した白色粉末緩下剤とする。カルルス塩。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カルルス泉塩」の意味・読み・例文・類語

カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】

〘名〙 (カルルスはチェコのカルロビ‐バリ Karlovy Vary のドイツ語名カールスバート Karlsbad から) 鉱泉地カルロビ‐バリの水を結晶させた薬品。また、人工的に硫酸ナトリウムに重曹、食塩、硫酸カリウムを加えて製した白色の粉末。緩下剤、消化剤として用いる。カルルス塩。〔舶来語便覧(1912)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android