改訂新版 世界大百科事典 「カンカン石」の意味・わかりやすい解説
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…同様の特徴をもつ岩石は小笠原諸島やパプア・ニューギニアなどにも知られ,一括して高マグネシア安山岩と呼ばれて,1970年代の火成岩成因論争上注目された岩石である。板状節理に沿って割った岩片をたたくと澄んだ音がするため,香川県ではカンカン石の名でみやげ品としている。【宇井 忠英】
[石器用石材]
考古学では,サヌキトイドsanukitoidなどを含む,より広い範囲の岩石をサヌカイトと呼ぶ。…
※「カンカン石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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