カンナギ(英語表記)Kaṇṇaki

改訂新版 世界大百科事典 「カンナギ」の意味・わかりやすい解説

カンナギ
Kaṇṇaki

タミル(南インド)の代表的叙事詩《シラパディハーラム》(イランゴー・アディハル作,5世紀中葉?)の主人公で,数奇な運命をたどる商人コーバランの妻。古来タミルで,貞節で情熱的な女性典型とされ,女神パッティニーと同一視されている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android