日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 カーメンスク・ウラリスキーかーめんすくうらりすきーКаменск‐Уральский/Kamensk-Ural'skiy ロシア連邦西部、ウラルのスベルドロフスク州にある工業都市。ウラル山脈東麓(とうろく)のイセチ川の川岸に位置する。人口19万2000(1999)。ウラルの古い鉄冶金(やきん)工業中心の一つで、いまも上下水道の鋳鉄管を製造している。1930年代中ごろにつくられたアルミニウム工場と、第二次世界大戦中の同工場拡張により発展した。現在、ボーキサイト、石炭とも移入して、アルミニウムを生産している。鉄道の分岐点。[中村泰三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例