ガガラ川(読み)ががらがわ(英語表記)Ghaghara

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガガラ川」の意味・わかりやすい解説

ガガラ川
ががらがわ
Ghaghara

ガンジス川の一支流。中国チベット自治区南西部のヒマラヤ山脈に発し、ネパール西部を南西流し、インドのウッタル・プラデシュ州東部を流れ、ビハール州の州都パトナの西方チャプラでガンジス川と合流する。ゴグラGogra川ともよばれ、ネパールではカルナリKarnali川という。ガンジス平野を南東方向に流下するため、ヒマラヤ山脈に発する多くの支流が合流し洪水をおこしやすく、また流路をたびたび変えるので、コシ川ガンダク川とともにあばれ川として知られる。

中田 高]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android