ガリア・キサルピナ(読み)がりあきさるぴな

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガリア・キサルピナ」の意味・わかりやすい解説

ガリア・キサルピナ

ガリア」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のガリア・キサルピナの言及

【ガリア】より

…前387年その一隊はローマ市を略奪してイタリアを震撼させたが,前2世紀初めまでにはローマ人がこの地域を征服し,ラテン人その他のイタリア人を入植させた。以後ローマ化は急速に進み,おそらくスラがルビコン川を南境として属州ガリア・キサルピナGallia Cisalpina(アルプスの手前のガリア)を設置した。前49年ガリア・キサルピナの全市にローマ市民権が与えられ,前42年には同州はイタリアに編入された。…

【ローマ】より

…サムニテスの服属後,南部に進出し,タレントゥムと戦い,後者の救援に遠征してきたエペイロス王ピュロスを敗退させた(前275)。こうしてローマは北部のガリア・キサルピナを除いたイタリアを制覇し,プトレマイオス王国と友好条約を結ぶ(前273)など,ギリシア世界と直接関係をもつまでになった。イタリア制覇はラティウム制覇の場合と同様な市民権政策に加え,新獲得地への植民により成し遂げられた。…

※「ガリア・キサルピナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android