ガリグーラグランジュ(英語表記)Marie Aubin Gontran Réginald Garrigou-Lagrange

改訂新版 世界大百科事典 「ガリグーラグランジュ」の意味・わかりやすい解説

ガリグー・ラグランジュ
Marie Aubin Gontran Réginald Garrigou-Lagrange
生没年:1877-1964

フランス神学者,トマス哲学者。医学を学んで後,ドミニコ会に入り,半世紀にわたってローマの教皇庁立聖トマス大学で教え,多数の弟子と著作を通じて20世紀前半における最も著名なカトリック神学者となる。哲学の分野ではトマス・アクイナスにもとづいて実在論的,客観主義的哲学の体系を樹立し,神学の領域ではトマス《神学大全》の注解,霊性神学に関する著作がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android