ガージープル(英語表記)Ghāzīpur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガージープル」の意味・わかりやすい解説

ガージープル
Ghāzīpur

インド北部,ウッタルプラデーシュ州南東部の町。ガージープル県の行政庁所在地。ワーラーナシ北東約 70km,ガンジス川北岸に位置。1330年からイスラム勢力の支配下に入り,重要な河港であった。イギリス領時代は軍事上重視され,当時の兵営跡にはバザール教会,ゴーラクプル大学のカレッジなどが立地。香水製造,製粉搾油織物業などが行なわれる。周辺で米,サトウキビ,ムギ類,豆類が生産されるが,しばしば洪水干魃に見舞われる。人口 9万5356(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android