キタオポッサム(読み)きたおぽっさむ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キタオポッサム」の意味・わかりやすい解説

キタオポッサム
きたおぽっさむ
northern opossum
[学] Didelphis marsupialis

哺乳(ほにゅう)綱有袋目オポッサム科の動物フクロネズミともいう。カナダ南部からアルゼンチン北部に分布する。頭胴長は33~50センチメートル。おもに地上にすむが、木登りも巧みである。

[中里竜二]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のキタオポッサムの言及

【オポッサム】より

…繁殖率は高いが,ボブキャット,オセロットなど多くの天敵に捕食される。 北アメリカからアルゼンチン北部まで分布するキタオポッサムDidelphis virginiana(イラスト)は体長50cmに達し,林ややぶのほか,公園でも見られる。単にオポッサムといった場合,本種を指すことがしばしばである。…

※「キタオポッサム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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