百科事典マイペディア 「キツネ(狐)」の意味・わかりやすい解説 キツネ(狐)【キツネ】 食肉目イヌ科の哺乳(ほにゅう)類。体長70cm,尾40cmほど。イヌに似るが,吻(ふん)は細くとがり,尾は太く長い。ユーラシア大陸,北米に広く分布し,日本では北海道に亜種キタキツネ,本州,四国,九州に亜種ホンドギツネが生息する。平地〜高山に単独ですみ,夜行性でネズミ,ウサギ,鳥などを食べる。毛皮採取のため北米などでは養狐業が発達し,赤・紅・十字・黒・銀・プラチナギツネなどの呼称がある。毛皮はえり巻にされる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報