キャッシュ・カード(読み)キャッシュカード

百科事典マイペディア 「キャッシュ・カード」の意味・わかりやすい解説

キャッシュ・カード

現金自動支払機(cash-dispenser,CDと略)用の磁気カード通称。CDは窓口を通さずコンピューターによる支払いを行う装置で,預金者はキー・オンするだけで常時預金を現金化できる。CDは1967年英国で実用化されたが,日本でも銀行預金のオンラインシステム完成とともに1970年代に急速に普及。→オンライン・リアルタイム・システムカード犯罪
→関連項目ATMクレジット・カード預金者保護法

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世界大百科事典(旧版)内のキャッシュ・カードの言及

【銀行】より

…1969年に,一部都銀で導入されたオフラインの現金自動支払機は,その後オンライン化され,79年に登場した現金自動預入支払機と合わせると,すでに都市銀行はほぼ全店舗に設置されている。機械の操作に使われるキャッシュ・カードの発行枚数は,82年9月当時で都市銀行は3300万枚,地方銀行は2500万枚にのぼった。
[銀行相互間の機械化]
 全国銀行データ通信システムは,加盟金融機関相互間の内国為替取引を行うシステムで,東京銀行協会の内国為替運営機構で運営している。…

※「キャッシュ・カード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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