キョウ(ケフ)・おとこだて(漢字)

普及版 字通 の解説


人名用漢字 9画

[字音] キョウ(ケフ)
[字訓] おとこだて

[説文解字]

[字形] 形声
声符は夾(きょう)。〔説文〕八上に「(へい)なり」、前条に「なり」とあって使をいう。(こう)部五上に「(へい)、~或いは曰く、なり。三輔(長安附近)にては、財を輕んずるを謂ひてと爲す」とあり、金ばなれのよいことをいう。とはそのような男だてである。任の風は、列国期の墨家の集団に墨の徒があり、儒家の末流にも儒があった。都市への人口の流入がさかんになるとともに、いわゆる豪の徒を生んだ。

[訓義]
1. 男だて、おとこぎ。
2. ほしいまま、わかい。
3. こころよい、かるい。
4. 挟と通じ、さしはさむ、もつ、たもつ。
5. (そう)と通じ、あまねし、達する。

[古辞書の訓]
名義抄 ハサム・ワキバサム

[熟語]

[下接語]
・姦・気・義・凶・軽・剣・健・好・豪・儒・節・大・馳・任・墨・勇・遊

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android