キルメナム協定(読み)キルメナムきょうてい(英語表記)Treaty of Kilmainham

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キルメナム協定」の意味・わかりやすい解説

キルメナム協定
キルメナムきょうてい
Treaty of Kilmainham

1881年アイルランドの土地同盟指導者 C.パーネルらがダブリンのキルメナム牢獄に入れられたとき,第2次 W.グラッドストン内閣との間に結んだ妥協的協定。これによりアイルランド土地法小作農に,より有利にする立法が出され,パーネルらは 82年5月釈放され,グラッドストン内閣は暴力主義的な運動を押えるために努力した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android