キンチャ(読み)きんちゃ

世界大百科事典(旧版)内のキンチャの言及

【ナスカ文化】より

…はじめは宗教的な性格が強かったが,後に軍事的な傾向が強まった。小さな円錐形のアドベの壁を枠組みとして,キンチャ(籐の骨組みに泥を塗ったもの)でつくられた粗末な住居に住んだが,やがて壮大な神殿,ピラミッド,広場や儀礼,行政のための公共的な建築物をつくりあげ,灌漑用水路の建設もすすみ,水準の高い技術を示している。また特異なものには,天体観測や占星術ともかかわるとみられながら,なおその意味が解明されていない地上絵がある。…

※「キンチャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android