普及版 字通 「キ・すてる」の読み・字形・画数・意味
6画
[字訓] すてる
[説文解字]
[金文]
[字形] 会意
(とつ)+廾(きよう)。〔説文〕(棄)字条四下に、古文としてこの字を録する。は「捐(す)つるなり。廾に從ふ。(はん)を推して之れをつ。に從ふ。は子なり」と逆子を棄てる意とする。のを略した形が。初生児を棄て、あるいは民俗として一時棄子とするようなこともあった。「疾」のように、名に用いることがある。
[訓義]
1. すてる。
2. すてご。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 スタル・スツ 〔立〕 ヤム・スツ・スタル・ステテ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報