キ・イ・たのしむ(漢字)

普及版 字通 の解説


9画

(異体字)
12画

[字音] キ・イ
[字訓] たのしむ

[説文解字]
[金文]

[字形] 会意
(い)+巳(し)。婦人乳房。巳は幼子の象。合わせて授乳の形で、頤養の意となる。〔説文〕十二下に字をに作り、「樂(えつらく)なり」と訓するが、頤養を本義とすべく、それより和楽・悦楽の意となったものであろう。字はまた煕(熙)に作り、喜(き)と同声である。

[訓義]
1. やしなう。
2. たのしむ。

[声系]
〔説文〕に声として煕・を収める。煕を〔説文〕十上に「燥(かわ)く」意とするが、その字は熹、「炙る」と訓するのと同義。字形の示すように、婦人が授乳している姿である。

[語系]
ji・煕xiは一系の語。喜・熹・嬉・xiは同声。煦xio、旭xiokも関連のある語である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android