キーコ フランシスコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「キーコ フランシスコ」の解説

キーコ フランシスコ


国籍
フィリピン

職業
ジャズ・ピアニスト

本名
レイエス フランシスコ・B.,日本名=田沢 喜一

生年月日
明治40年 10月10日

出生地
サンタマリア・ブラカン

経歴
昭和8年オール・フィリピン人バンドの一員として来日、神戸オリエンタルホテルをふり出しに演奏活動。12年日本国籍を取得。戦時中から同じフィリピン出身のクラリネット奏者、レイモンド・コンデと組んで活動。戦後は、ゲイ・セプテットを結成し、活躍。ジョージ川口、小野満、マーサ三宅ら多くのジャズメンを輩出した。58年ごろまで銀座のクラブでソロ活動を行っていた。本格的なアドリブ奏法を持ち込んで、日本ジャズ発展に大きく寄与

受賞
日本レコード大賞プレーヤー賞

没年月日
平成5年 4月13日 (1993年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android