クサイチゴ(草苺)(読み)クサイチゴ(英語表記)Rubus hirsutus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クサイチゴ(草苺)」の意味・わかりやすい解説

クサイチゴ(草苺)
クサイチゴ
Rubus hirsutus

バラ科キイチゴ属の小低木山野の疎林中にみられる。高さ 40~60cm,短い匍匐枝を出す。株全体が褐色の短い腺毛におおわれる。刺針があり,葉は奇数羽状複葉で互生する。初夏に,新しい枝頭に白色5弁のノイバラに似た花を単生する。果実球形複合果で赤熟して美味である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android