クサントス=レトーン

百科事典マイペディア 「クサントス=レトーン」の意味・わかりやすい解説

クサントス=レトーン

トルコの地中海沿岸の都市アンタルヤ近くにある古代リュキアの都市遺跡クサントスにはローマ時代の劇場,ビザンティンの教会,前7世紀の住居などの遺構が残る。リュキア独特の神殿型や家型,角柱型をした建築墓の遺跡もある。レトーンは女神レトをまつった聖域で,ローマ時代の建物のほかギリシアの神殿や劇場の跡も残る。アラム語ギリシア語リュキア語の3言語で書かれた碑文も出土。1988年,世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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